弱い男を育てるのが女の性
「ごめんね高杉があんなんで、
辛いでしょ?」


高杉とはさっき和実くんに怒鳴っていた
キャプテン、私の彼氏だ。


「いえ、俺が悪いですから・・・」


和実がそう弱々しい声でそう答えると、
亜季は和実の腕を引っ張り
体躯倉庫へと連れ込んだ。


「亜季さん!?」


「あなた、このままで
終わる気じゃないでしょうね?」


「えっ!?」


和実はびっくりしたように目を見開いた。





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