年下男子にご注意を。
「さぁ…何をしていたと思いますか?」
上城くんも挑発するようなことを言って、一之瀬くんを余計に煽る。
「てめぇ…」
「やめて!二人とも」
上城くんもなんでそんなこと言うの!?
これじゃあ火に油じゃないっ…
そして、とうとう一之瀬くんが上城くんに殴りかかった。
「…っ!」
「上城くん!」
すぐにかけよったけど、上城くんの右頬は赤く腫れていて、すごく痛そうだ…
「はぁ、はぁ…」
一之瀬くんは、殴ったことで少しだけ落ち着いたのか、だんだんと呼吸が整ってきた。
何で、ふたりともこんなことしたの…
誰かが傷つく姿なんて見たくはないのにっ…!