年下男子にご注意を。
そして、連れてこられたのは屋上……
何でよりによってここを選ぶ。
「さぁーて、じっくりと話を聞かせてもらおうか?」
両手を動かしながら迫ってくる香織は、まるで今からわたしを拷問しようとしているようにも見える。
いろんな意味でやめてほしいのですが…
「話すからっ、ほんとそういうのは勘弁して…」
「えー、つまらんっ!ちょっとでいいから真夕で遊ばせて?」
「……」
このやろ…
本当はこっちが目的だったか。
まぁ、軽くむかついたので香織の頭を軽く叩いて、気が済んだところで昨日の事を話した。
ふたりに告白されて、もっとふたりの事を知ってから返事をするということを…