年下男子にご注意を。
そしてわたしは目当ての図書室にやってきた。
ガラッ
「失礼しま…」
「真夕先輩!遅いですよ~」
図書室の扉を開けたと同時に、朝と似たような光景が目に入ってきたのはわたしの気のせい?
「デジャヴ…」
「新しい本大量に入ってきたんで、とっとと片付けましょう!」
上城くんは、わたしと同じ図書委員だけど…
あ…今日って当番一緒だったんだっけ?
すっかり忘れてた……
「上城くん、図書室では静かにして」
「僕たち意外、誰もいないから平気ですよ」
いや…そういう問題じゃないんだけど。