年下男子にご注意を。

「ち、ちょっとどこに行くの!?」



そんなわたしの声を聞かずに、ふたりはただ走っている。



何考えてるのこのふたりは…



だけど、ふたりの横顔がすごく楽しそうに見えたから、


わたしは、それぞれ手をぎゅっと握りかえした………














そして、繁華街を抜け…



連れてこられたのは、わたし達がいつも通っている学校だった。



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