年下男子にご注意を。

「って、全部俺のせいかよ!そんなに言うなら、お前が何か用意しくればよかったんじゃねぇの?」


「そこは、普通先輩の役目なんじゃないんですか?」



なんて、くだらない言い合いをし始めたふたり…


わたしは、その光景に思わず笑ってしまった。



「ふたりともっ…わたしは別に、気にしないから…変な言い合いはやめよう?」



「「……」」




そして、一応、ふたりともおとなしくなったんだけど…



まだ言い足りないのか、不服そうにお互いを睨みつけている。



別に、そんな言い争うようなことじゃないと思うんだけど…




でも見てて楽しいし、放っておこうかな…




なーんて考えてるわたしは、ちょっと悪女なのかもしれない。




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