年下男子にご注意を。

あのまま、あの場にいたらどうなってたんだろ…俺。




感情のままに暴れてたかもしれない…



真夕先輩にひどいことをしてたかもしれない。





そう考えただけで、全身が震えて恐怖する。




「真夕先輩…」




俺、いつの間にか前よりもっと…



真夕先輩のこと好きになってる。





大切にしたいのに、



どうしても、他の男が真夕先輩に近づくだけで無性に怒りがこみ上げてくる。





真夕先輩を、無理やりにでも俺のものにしてしまいたい…





そんな衝動が俺のなかでせめぎあい、葛藤している。





…情けない。


こんな俺じゃ、好きになってくれるどころか




嫌われても仕方ないよな…