年下男子にご注意を。


「も、もしかして昨日のこと…怒ってる?」


…自覚はあったんだ。



「…別に、少しだけしか怒ってないから」


「やっぱ怒ってるんじゃん!」





そう言ってわたしの机をバンっと叩く香織。


なんでそこで香織がキレるの…




「言っとくけど、怒ってるのはわたしの方だからね?」



「うっ…ごめんって!だから機嫌なおしてよー」



「そのうちなおるから放っといて」





そんな感じに、こんな言い合いを香織とずっと繰り返していた。




謝ってくれたら、許すって決めてたんだけど…



意外とわたしも子供なのかもしれない。






意地はっちゃって、よけい面倒くさくしちゃったなぁ。




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