年下男子にご注意を。
_____それから
しばらくお互い他愛ない話をして、香織は帰っていった。
「真夕の親友として、真夕の初恋応援するからね!」
と、帰り際にそう言ってくれてまた涙が出そうになったのは秘密…
それから、残業で夜遅い両親の分のご飯を作ってわたしは自分の部屋に上がる。
…結局、香織に全部言えなかったな。
"落ちた"んじゃなくて…
"落とされた"ってことと。
その件で責任を感じて、
わたしにしばらく会わないと言った上城くんのこと……
明日は、ちゃんと全部話そう…
香織、迷惑や心配だってかけさせてよって言ってくれたし。