年下男子にご注意を。


なんで…





「真夕?どうし…」




香織も、わたしが急に立ち止まってしまい変に思ったみたいだけど、その視線の先を見て状況を理解したようだ。





どうしよう…




ドクン ドクン




こっちに来てる…





ドクン ドクン





自分の心臓の音がうるさくて、なんだか緊張して声も出ない…




昨日、わたしに会わないと言った上城くんに何と話しかければいいのかもわかんない。





だけど、


上城くんたちはこっちに少しずつ近づいてくるわけで。














「……あ」













どう接すればいいのか分からないまま





瞬間、


わたしと上城くんの視線が交わった……









< 223 / 235 >

この作品をシェア

pagetop