年下男子にご注意を。
あいさつさえしてくれないのに…
なんでだろう。
拒絶されてこんなに胸がぎゅっと痛いのに…
それでも会えただけで。
顔見れただけで
嬉しいって思ってる自分は……
もうめちゃくちゃだ。
「真夕…後輩くんは真夕が危険な目にあわないようにって…」
横からなだめるようしてそう言ってきた香織。
知ってるよそんなの…
「分かってる……分かってるよ。だけど!昨日階段から落とされたときの体の痛みよりも、上城くんに避けられたり無視される方が!
……ずっと、ずっと…痛くて苦しいんだっ…!」
突然声を荒げたわたしに、
びくっと香織が驚いたように目を見開く。