年下男子にご注意を。

「喜んでくれるといいね」



「うん!付き合ってくれてありがとよっ!」





「何を今更、こんなのもう慣れたよ」



「あ、それもそうじゃの~」





なんて、そんな他愛ない話をしながら、ブラブラと街を歩いていた。





それにしてもプレゼント選びに4時間もかけるなんて…


わたしたちがお店に来た時は、まだ昼前だったのに。



なんか…お腹すいてきた…





ぐぅ~~





……今のは、わたしじゃない。


断じてわたしのじゃありませんから。






「お腹すいて…もう、動けない…」




精一杯、わたしは誰かに向かって否定していると、香織が肩をガクンと落としながら、地面に膝をついた。







犯人は、こいつか…




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