年下男子にご注意を。
「あっ、ずるいっ!!あたしを置いて先に注文しようなんて100年早いっ」
…100歳も年上だったんだ。
「あ、これおいしそう」
そこには、贅沢なまでにクリームとフルーツをたぷりのせたパフェがうつっていた。
「もしもーし。いまはお昼デス。お昼はご飯ですヨ。3時のおやつじゃないからね」
「分かってるよ。おいしそうだって思っただけ」
そう…
何を隠そうわたしは、甘いもの大好きな甘党女子なのですよ。
ちなみに、香織は甘いものが苦手…
香織のすきなものは、苦いもの。
……精神年齢いくつなんだろうか。
「じゃあ、わたしはオムライス。香織は?」
「ん〜、じゃああたしもオムライスでいいや」
注文も決まったとこで、店員さんを呼ぼうとしけど…
「おっ、君たちめっちゃ可愛いね~」
と、いきなりわたしの視界に入ってきた茶髪の人に遮られた。