年下男子にご注意を。
今度は、何なんですか。
また、面倒くさいことになりそうだなぁ…
「ねぇ~、俺たちと一緒にもっといいとこ行かない?」
「結構です」
「そう言わずにさぁ~、女の子だけじゃ危ないし、それに君だって興味あるでしょ?」
あなた達といるほうが数百倍危ないと思うけど。
それより、お願いだから消えて。
お腹すいてるのに、こんなんじゃ注文できないし。
…それにしても、周りの人は知らんぷりか。
まぁ、当然か。
それより香織は…
「ちょ、嫌だって!」
「いいじゃん、ちょっとぐらい。どうせ遊びまくってんでしょ?」
ブチッ
その時、わたしの中で、何かが束になって切れた。