年下男子にご注意を。


「うん…心配してくれてありがとう」




そう…


上城くんは、心配してくれただけ。





でもそれなら、何であんなこと聞いたの?





”俺は、先輩のことどう想ってるとおもう?”







あの、上城くんの苦しそうな顔が消えない。



華奢だけど、力強い上城くんの手の感触が消えない…







…帰りは二人とも無言だった。



だって、あんな事があった後に、そんな普通に話せるわけがない。




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