年下男子にご注意を。
わたしはというと、家の前で一人立ち尽くしていた。
いきなり真剣な顔したり…
女の子って自覚しろとか…
いきなり吹き出すとか…
全然、上城くんがつかめない。
そんなことを考えながら、とりあえず家に入って、自分の部屋に行った。
バタン
ドアを閉めたと同時に、脱力感でそのまま膝から崩れ落ちた。
…それにしても、すっごい一日だった。
うん。本当に今日はいろんな意味で、貴重な体験をさせてもらったよ。
ブーブー
その時、突然携帯が鳴って、鞄から出し画面を見てみると、1通の新着メールがあった。
差出人は、香織。