年下男子にご注意を。
やっぱり、学校休めばよかった。
でも上城くんのことだし、多分ふざけてあんなメールを送ったのかもしれない。
「おーい、日向」
「あ、一之瀬くん」
後ろから、手をふりながら一之瀬くんがわたしのとこに向かってきた。
「おはよう」
「…はよ。ていうかどうした?お前、すんごい暗い顔してるぞ」
「え、ほんとに?」
うわー…
顔にでてましたか。
「別に、なんでもないよ。ちょっと寝不足で疲れてるだけ」
「…そうか?」
そんなわたしの言葉に、あやしいと言わんばかりにわたしを凝視してくる一之瀬くん…
嘘は言ってない。
あのメールのおかげで、寝不足なのは本当だし…