年下男子にご注意を。
「う、うん…」
一之瀬くんも、実はエスパーだったりするのかな…
「わたし、いっかい上城くんと向き合おうと思う…」
「…そっか、あ、でも何かあったら俺を呼べよ?」
そう言って、はにかみながらわたしの頭を撫でてくれた。
やっぱり、一之瀬くんって安心する…
「ありがとう。わたし、頑張るよ」
そして、授業が終わり、わたしは上城くんを呼び出すために、
手紙をクラスの子に頼んで渡してもらった。
指定した場所は、誰にも邪魔されない屋上。