ぼっち君に恋愛宣言!



慌ててご飯を口に放り込み

横に置いてあった鞄に手を置く



『そんなうお座のアナタ、

 ラッキーアイテムは推理小説でーす』



・・・推理小説

いつも持ってるし



本好きな俺は

鞄の中に大体本を入れてる



ラッキー、

俺にとっては必須アイテムだし



とか思いながら家を出る



音楽を聴きながら

教室に入ると、まだ教室には

少しのクラスメートしかいなかった



教室の一番端の一番後ろ

それが俺の席



自分の席について

日直の仕事を始める



「・・・・・・・・・あ、」



筆箱を出すため

鞄を開けると・・・本が入っていない



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