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卒業するまでは、ずっと、この距離で。君を見ていられると思っていたの。 でも、君は遠くを見ていた。遠くを、世界を、未来を。 遠くを追っていたいという君をそばで見ていたかった。それはわたしのエゴかもしれない、でも君が好き。好きだから… キャンバスに描かれる君の絵を見ることができて。 君と過ごすことができたこの時間が。 わたしの―――宝物です、ずっと。 *** 柔らかな文章で優しく綴られた素敵な作品でした。彼女のきもちや人生がすっとこころに響いてきました。ぜひご一読くださいませ!