背中のアザと束縛の愛情
「璃音~俺のこと好きになれるよな~」


「うん~」


微笑んだ顔をみて、純也は、再び唇に触れる…


何故なの?


キスだけで愛されてるって実感できるのは…


普段と違う、あなたを見ているから?


私も、あなたが好き…


「璃音~わかってくれてるかな?俺、璃音が好きだから、やっぱ周りの奴と仲良くされるとムカつくわけ~」


「うん…わかった。でも、必要な時には、話ししても大丈夫でしょう」


「最小限にな…」


「わかった…」


「さっき、指握って痛かったなぁ~ごめんな~」


「大丈夫~」


「璃音…好きだよ」


「私も…好き…」


二人きりの純也の優しさは、璃音の心を奪ってしまう…


これから璃音におこる恐怖感など…全く感じさせない…


初めての純也との甘いキスの時
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