背中のアザと束縛の愛情
束縛
数日がたった。


純也とは、あのキスが打ち解けさせてくれたのか、純也のことも、会話しながらわかるようになって、楽に少し付き合えるようになっていた。


ちょっぴり強引で…


ちょっぴりうるさいことも言うけど…


約束通り、他の男子とは、必要最小限に会話をして、純也に気をつかっていた。


毎日学校の人目につかない場所で、昼休みになると純也は優しくキスをしてくれてる。


でも、不思議と純也はそれ以上のことを求めてはこなかった。


「璃音、誕生日に俺欲しいものあるんだ~」


「何?」


「璃音、俺の誕生日の日、俺の家に泊まりにこれるか?」


「今度の金曜日だよね~美乃里の家に行くって言ったら大丈夫だと思うけど…」


「俺…璃音が欲しい…璃音も俺が欲しいだろう~」
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