闇と光 弌【完】
「愛莉、早く退院出来るように頑張ろな!」
流星は、身を乗り出して言った。
「う、うん…?」
なんで、そんなにやる気満々なんだ?
あ!そんなことより…
「あ、のさ流星。私、退院したら……その、話したい事があるの。聞いてくれるかな…?」
「話したい事?なに?」
流星は、頭に?を浮かべながら聞いてきた。
それ、今聞いたらダメでしょ!
「退院したら、話すから。
だから、それまで待っててくれない…?」
「わかった。俺も話したい事がある」
流星も…?
なんだろ…
気になるな。
早く、退院しなきゃな!