闇と光 弌【完】

「愛莉、お前に会いたいって人がきてるぞ」

退院まで残りわずかとなった私のところに訪れた一人の訪問者。

「誰?」

「入れていいか?」

私は、それに頷いた。

「どうぞ」

流星の、その声で入ってきた人物をみて私は固まった

なんで…?

どうして…

「…なんで、お前がここにいんだよ」

私の病室に入ってきたのは、私を捨てた親父だった。



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