闇と光 弌【完】
「俺はお前をこのまま見捨てる事なんて出来ねぇ。」
「なんで?どうして?
あなたには関係のない事だし、
別に私の事なんて放って置けば良いでしょ。
私は……いらないんだから」
私が、そう言うと男はキレた。
「ふざけんな!
本気でそう思ってるのか?
いらない?
そんな奴、この世にいるわけねぇだろ!」
「あんたになにがわかんの!
なにも知らないくせに「知らねぇからなんだよ!
知らねぇのは当然だろ。」
「だったら口出してくんなよ」