闇と光 弌【完】
「じゃ、頼れよ。」
「初対面の奴になんで頼らなきゃいけないわけ?」
「じゃ、お前はこのままで良いのか?
このままずっと、一人で抱えていくのか?
辛いんじゃ…ねぇのか…?」
「辛いよ!辛いけど…「だったら頼れよ!助けてって叫べよ!なんで叫ばねぇ?どうして頼らねぇ?」
私は、その言葉に流れてくる涙を止められず
助けてほしくて…
「うっ…うぅ…たす、けて…」
私がそう言うと
「当たり前だ」
そう言い笑った。