闇と光 弌【完】

「あぁぁ…愛莉ちゃん、どうしてっかなー…」

少しの間、沈黙が続き先に破ったのは椎だった。

「会いてぇ…。」

本気で会いたい…。


そろそろ、限界だ。

「つっても、まだ一時間しか経ってねぇな…。もっと経ってると思ったけど。」

「昨日から会ってねぇんだぞ!俺はとっくに限界きてんだよ。狂っちまう…。」

「大袈裟すぎんだろ」

俺の言葉に椎は笑い出した。

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