闇と光 弌【完】
私は、今にも出て来そうな涙を堪えるので必死だった
私は、ただただ首を横に振る事しか出来なかった。
「いい加減にしてくれる?
なにが言いたいのかもわからないし、これ以上愛莉に関わると、どうなるかわからないよ」
大翔は私を抱き締め、低い声で言いはなった。
「俺は、どうなっても構わない」
「行こ、愛莉」
大翔は、私の腕を掴んで流星の前を通り過ぎようとした…が、
流星が私の腕を掴んだ。
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