闇と光 弌【完】

「愛莉、入れるよな?」

倉庫の前で、もう一度聞いてみた。

「う、うん…」

大丈夫だ。

俺は、そう伝えるように握る力を一層強くした。

すると、愛莉も握り返して、小さく笑った。



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