闇と光 弌【完】

「私になんか用?」

私は、リーダーっぽい男にそう言った。

「あれ~?俺の事忘れちゃった~?

あ・い・り・ちゃん?」

私は、声を聞いて固まった。

なんで…?なんで、こいつがここに?

「その反応は、覚えてくれてたんだ~♪

ま、頭では忘れていても…」

そいつは、一端言葉を区切り

ニヤリと笑って、あの時の声で

「体は、忘れてねぇよな(笑)」

そう言った。
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