☆SHINING GIRL★
彼女は動く気配すらなく,ただ真剣にステージのほうを見ている。
そっか,関係者だったんだな。
悪いけど・・・
曲のせいじゃない。
いい歌詞だからじゃない。
彼女の姿から目を離せない俺の鼓動は,どんどんどんどんスピードを増していった。
ドクンドクンドクンドクン
耐えられない・・・・・
そう思った俺はドアをゆっくりと閉め,下へと続く階段へと向かう。
階段を2,3段下りたところで,俺は腰をおろした。
初めて女がかっこいいと思った。