☆SHINING GIRL★

それから5分位,電車内に彼女を説教する声がひいき渡り,電話がぶつっと切れたと同時に再び彼女はおれたち乗客に深深頭を下げていた。

それに対して再び噴き出してしまいそうな俺に,亮太が腹に突っ込みを入れた。







やっと笑いの虫が収まってきたころ,

「次で降りるぞ♪」

と,亮太が嬉しそうな顔で言った。





プシュー


電車のドアが開いた。

「さて,歩くぞ響ッ!!」
「は!??歩くの!?」
「こっから1時間くらいかな♪」
「冗談キツイよ;;」


電車から1歩足を出したその時・・・・
















バビューン!!!!!








「「!!?」」





誰かが電車をすごい勢いで降りていった。



後ろ姿は




「あれ。さっきの子じゃん。」





大変なんだろうなぁ,なんて思いながら俺たちは改札口へと向かった。
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