☆SHINING GIRL★

ギャップ



「バ・・・バスねぇのかよ;」
「ねぇんだよなぁ。」
「じゃ・・・じゃぁタクシーつかまえようぜ;」
「もうへばってんのか!?大学時代のバスケのキャプテンが聞いてあきれるな;」
「そんなん昔の話だろ;」
「まだ数か月前のことだろ;;」

本当に1時間歩く気らしい亮太は,足取りがとても軽い。
反対に俺はすでに疲れて落ちていた;


『SHINE』のやるコンサート会場はどうやら小さなライブスタジオらしいが,同じくライブを観に行くであろう人たちの列に俺たちはいた。
この人の多さを見ると,どうやら人気のあるグループというのは本当のようだ。










「着いたぞ!」



着いた先は3階建ての小さなライブハウス。
入ったらチケットを出し,ドリンクけんを渡された。

「何飲む!?ビール??」
「ん~・・・とりあえずウーロン茶。」
「てめぇ;相変わらず酒弱いんだな;」


仕方ないじゃないか;
お酒は苦手だ;

20歳になって初めて酒を飲んだが、ビールはまずいとおもったし、カクテルを飲んだらジュース感覚で飲みまくって記憶は飛ぶしいつのまにか寝てるし;
起きたら知らない女の家だし;(典型的だよな~)
それからトラウマになってお酒は控えている・・・・
マジ酒は怖い;笑



「そういえばSHINEって何系なの?レゲェ?ポップ?」
「ポップ!!ボーカルは女で,あとは全員男!またボーカルがかわいいんだわvv」
「へぇ。何歳くらいなの?」
「平均年齢17歳!」
「はぁ!?高校生??」
「そ・・・そうだよ?」
「へぇ・・・(冷めちった)」


高校生かぁ;
俺年下とか興味ねぇんだよな~


まぁ、歌に上も下も関係ねぇか。
実力次第だもんな。
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