LOVESICK
それからの午後の授業なんてほとんど上の空
早く会いたいなーとか学校以外で会うのなんて久しぶりだなーとかそんなことばかり考えて頬が緩んでしかたなかった
隣の席の人がすごい顔で見てたけどそんなのも気にもならないくらいふわふわしてて、「早く終わらないかなー」ってことばかり考えて午後の授業が終わった
「じゃあね!晴ちゃん!また明日!」
「あ…また明日…っ」
HRが終ると同時に私は鞄を持って急いで保健室に向かった
「鈴兄っ!」
保健室に入ると鈴兄は書類の整理をしていて軽く息切れしてる私を見るなり「来るの早すぎ」と爆笑した