もう一度、君に逢いたい。



柚希ちゃんとガキ大将がケンカをしてガキ大将は走り去っていった。



柚希ちゃんが僕に近付いてきて抱きついてきた。



「大丈夫だった?」


「僕なんかより柚希ちゃん・・・傷だらけ・・・」



ガキ大将とのケンカで柚希・・・傷だらけになっている。



「私はいいの。颯人が大丈夫なら」


「ゆ・・・ず・・・き・・・ちゃん・・・。うわーん」



僕はまた泣いた。



本当、泣き虫。



< 63 / 150 >

この作品をシェア

pagetop