ひとつ、ベッドの中
第一章
大好きな人
「おやすみ……詩織」
凌ちゃんの腕が、あたしの体に回る。
ぴったりくっついた、体と体。
「おやすみなさい…」
「ゆっくり眠りな…」
ふわふわと頭を撫でられる。
優しい声に安心して、あたしは目をつむった。
凌ちゃんの腕が、あたしの体に回る。
ぴったりくっついた、体と体。
「おやすみなさい…」
「ゆっくり眠りな…」
ふわふわと頭を撫でられる。
優しい声に安心して、あたしは目をつむった。