ひとつ、ベッドの中
「ふぅん。すごい自信……」


自信を持って彼女との信頼関係を口にする凌ちゃんに、胸がチクリと痛んだ。


「てか、知ってるし」

「え、何を?」


あたしは思わず顔をあげた。


「こうしてること」

「……知ってるの?」

「まぁ……隠すことじゃないし」


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