ひとつ、ベッドの中
凌ちゃんは……


あたしの…だよ。


ずっと小さいころからあたしのモノだったのに。



気づいたら、ドアノブに手を掛け奥に押していた。



途端に声の音量が上がる。


この場を埋め尽くすように。


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