ひとつ、ベッドの中
急に凌ちゃんがこっちに頭を振った。


「……」


咄嗟に視線を逸らし靴を履きかえる。



2人を見てたなんて、知られたくない。



大丈夫。

きっと気づかれてない。


それを証拠に声も掛けられることなく、昇降口を出た。

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