天堂と十六夜
桜李様っ
大丈夫か!?
外に出たと同時に片付いたため百鬼たちはぞろぞろと集まり始めた
「総大将、十六夜様大丈夫でしたか!?」
「おお、皆ありがとな。桜李も無事だったぜ」
安心と喜びの声をあげる百鬼たちを率いて本家へと戻った
「お風呂入りたい?身体拭いて寝たい?」
「きもちわるいから…入りたい」
「じゃあ、一緒に入ろうね」
就寝の準備を天堂に任せて風呂へと入りに行った
「ん~、きもちいい…」
十六夜の膝の上に座って気持ち良さそうに声を出す桜李だが今にも寝そうな勢い
「寝ないでね?寝たら溺れるよ?」
はっとなった桜李は飛び起きて十六夜にしがみついた