天堂と十六夜
身体は洗っていたため桜李を抱き上げて脱衣場で着替えて自室へ戻ると天堂は座って寝ていた
「首痛くなるわよ?」
「…ん?あがったのか」
「うん、寝ちゃった」
桜李を布団に寝かせながら頭を撫でる
「妖怪に会っても逃げなかったらしいな、根性がある」
「うん、あんな一生懸命な姿見たら怒るに怒れなかったけど、今度約束破ったらお父さんのお仕置きって言ったら嫌そうな顔してた」
「はは、そうか」
十六夜の手を引いて自分の胸の中に導いて抱き締めた。十六夜も天堂の背中に腕を回した
「疲れたな…」
「うん…心配で堪らなかった」
そう言った十六夜の頭を撫でてさらにぎゅっと抱き締めた天堂
そして少し身体に隙間を作り十六夜に口づけた