私×先生=甘々夫婦


ちょっとたってから、お義父さんが口を開いた。


「結菜ちゃん」


「はい」


…そんな真剣な話なのかな…。


「結菜ちゃん、お父さんの仕事の話は聞いてる?」


「はい、先月聞きました」


誕生日の日、侑都につれてかれたメインホテルの経営者だって言ってた。


「そっか。…単刀直入に言っちゃうと、結菜ちゃんにお父さんのホテルをついでほしい!」


「…」


「どうかな?」


…やっぱり。
侑都が言ってた通りだった。

でも…。


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