私×先生=甘々夫婦


「そっか…。…ごめんな」


それだけ言って、慧くんは去っていった。


慧くん…ごめんなさい。

私は…私には。

侑都だけなの。



侑都と車に乗った。


「どうして分かったの?」


侑都に聞いてみた。
だって慧くんにつれてかれた場所。

私だってどこだか分からなかったのに、侑都が探し出したことだ。


「なんとなく。分かんないけど結菜を探してたらそこにたどり着いた。」


「そっか。ありがと!」


「なんともないんだな?」


「うん」


「よかった!」


< 66 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop