全ては彼女のあやつり人形
現在から何百年前か。
今はもう数えわすれた。
人々は忘れてしまった。
僕の愛しい妹を。
彼女は14にして体の時が
止まってしまった。
人間を人形にする力と共に。
君は最初自らを恐れていたけれども。
次第に悪用していった。
ついに君は森の奥のそのまた奥
に閉じ込められて。
人形を抱えて永遠をソコで
暮らす事に。
最初は白塗りの壁も君は
血で真っ赤に染め上げた。
彼女は14から時を
すすめなくても。
僕は時と共に生きてゆく。
僕は馬車から落ちてしまい。
危うく君を一人にするトコ
だったよね。
ついに君は決心し。
僕までも人形に。
そうすれば、
人形(僕)を抱えて永遠を。
僕だけは見守るからね。
心配、しないでね。
森の奥のそのまた奥に。
赤い色のお屋敷があります。
そこには、
とても美しい女の娘が居ます。
一つのカワイイ人形を抱えて。
僕は、君と…
君は、僕と…
永遠を暮らす。
END