怖い話
好奇心でその物体に近づいてみると小さな声が聞こえた。



『……逃げて……』


その光る小さな物体はそう言っていたのだ。



それで危険だと察知して机から宿題を取って急いで教室を出た。



あの時聞こえたんだ
1時までにこの校舎を出ないと帰れなくなる。


教室を出て理科室の方を見てみるとあの人体模型はもう置いてなく後ろに気配を感じた。



また後ろを振り向くといるのだろう


あの人体模型が…



後ろを振り向かずに走ったとにかく早く!




「………っ」


だが走った先に骸骨、ちょうど音楽室の前だった。



後ろを振り向けば人体模型

逃げ場を失い戸惑うがとっさに横にあったトイレに入った。


< 4 / 6 >

この作品をシェア

pagetop