恋チョコ
「え?あっ、うっ…。は、走ったから!」


「は?」


「そ、そのここまで全力疾走したからです!」


何とも苦しい言い訳…。


「(?)まぁ、取り敢えず少し座ったら?落ち着いたら帰ればいいし」


「はい」


その言葉に甘えることにした。


しかし、その選択は後にまたこの激しい胸の高鳴りを起こすものとなったのだった。









「ど?落ち着いたか?」


「は、はい。すみません…」

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