片想い上手
そして夏もすぎ紅葉も目立ってきた。
もう10月。僕の誕生日だ。
誕生日なんてのは別に特別な事じゃない。ただ歳をとるだけだ。
高校にはいってから誕生日なんて祝ってもらってもない。
でも今年は違った。
それは誕生日の日の帰りのこと。
1人で帰ろうと校門に向かっているとそこには彼女の姿が。
彼氏でも待ってるんだろうなんて思って通り過ぎようとすると彼女から声をかけられた。
夏ごろからそんなに彼女とは話せてなかったから話しかけられた時すっごいびっくりしたし嬉しかった。
でもなんの用だろうなんて思ってるとちょっと来てと言われて、とりあえずついていってみた。
なんだろう。やっぱり目の前にすると彼女の事が大好きなんだな。と思う。
小柄で身長も低くて。すぐそこにいるのに僕にはなにもできない。手を繋ぐ事も。抱きしめる事も守る事だってできない。
それに彼氏だっている。目の前の彼女と他の男が手を繋いで楽しそうにしている姿が浮かんでしまう。
ダメだ。その光景が離れない。それに今日は涙もろいみたいだ。その光景が滲んでる。
どうしたんだ自分は。なんでこんなに悲しいんだろ、なんでこんなにも涙がでてくるんだろ、なんで君を好きになったんだろ。
するとその姿を彼女に見られどうしたの?と声をかけてくる。
僕は大丈夫だと。気にしないでと言い必死に涙を止めるのにつとめた。
やっと涙が止まった時だろうか。彼女から思いがけない事が聞けたのは。
あのさ、今日誕生日だよね?その、これ!誕生日プレゼント!これ!はい!誕生日おめでとう!恥ずかしいから家で開けてね!じゃまた明日!!ばいばい!
言われプレゼントを渡された。
その時僕はなにがあったかわけがわからなかった。
気付いたら手にプレゼントを持ち帰る彼女の後ろ姿を眺めていた。
段々と嬉しさがこみあげてくる。夢なんかじゃないよな。
嬉しくてたまらない。まさか彼女に誕生日を祝ってもらえるなんて。
多分きっと人生最大の幸福の中にいると思う。
また涙がでてきた。でもその涙はさっきの涙とは全然違くて。
とにかく嬉しくて嬉しくて。ずっとこの幸せの中に埋れていたくて。
テンションもハイになった僕は足早に家に帰った。
家に着くとすぐに部屋に行きプレゼントを開けて見た。
もう10月。僕の誕生日だ。
誕生日なんてのは別に特別な事じゃない。ただ歳をとるだけだ。
高校にはいってから誕生日なんて祝ってもらってもない。
でも今年は違った。
それは誕生日の日の帰りのこと。
1人で帰ろうと校門に向かっているとそこには彼女の姿が。
彼氏でも待ってるんだろうなんて思って通り過ぎようとすると彼女から声をかけられた。
夏ごろからそんなに彼女とは話せてなかったから話しかけられた時すっごいびっくりしたし嬉しかった。
でもなんの用だろうなんて思ってるとちょっと来てと言われて、とりあえずついていってみた。
なんだろう。やっぱり目の前にすると彼女の事が大好きなんだな。と思う。
小柄で身長も低くて。すぐそこにいるのに僕にはなにもできない。手を繋ぐ事も。抱きしめる事も守る事だってできない。
それに彼氏だっている。目の前の彼女と他の男が手を繋いで楽しそうにしている姿が浮かんでしまう。
ダメだ。その光景が離れない。それに今日は涙もろいみたいだ。その光景が滲んでる。
どうしたんだ自分は。なんでこんなに悲しいんだろ、なんでこんなにも涙がでてくるんだろ、なんで君を好きになったんだろ。
するとその姿を彼女に見られどうしたの?と声をかけてくる。
僕は大丈夫だと。気にしないでと言い必死に涙を止めるのにつとめた。
やっと涙が止まった時だろうか。彼女から思いがけない事が聞けたのは。
あのさ、今日誕生日だよね?その、これ!誕生日プレゼント!これ!はい!誕生日おめでとう!恥ずかしいから家で開けてね!じゃまた明日!!ばいばい!
言われプレゼントを渡された。
その時僕はなにがあったかわけがわからなかった。
気付いたら手にプレゼントを持ち帰る彼女の後ろ姿を眺めていた。
段々と嬉しさがこみあげてくる。夢なんかじゃないよな。
嬉しくてたまらない。まさか彼女に誕生日を祝ってもらえるなんて。
多分きっと人生最大の幸福の中にいると思う。
また涙がでてきた。でもその涙はさっきの涙とは全然違くて。
とにかく嬉しくて嬉しくて。ずっとこの幸せの中に埋れていたくて。
テンションもハイになった僕は足早に家に帰った。
家に着くとすぐに部屋に行きプレゼントを開けて見た。