Sober from turn
けれど、


「おーい!こいつの机にラブレターがあるぞ!」

私の気持ちを知らない彼の友達が手紙を読み始めて、私の精一杯の気持ちは笑いへと変わってしまった。


最後に書かれた言葉で、私の心は彼らによって傷ついた。

「送り主は…っぷ!あいつだぁ!」

指を指され、笑い者にされ最後には除け者。

誰も私を、救ってなんてくれなかった。

ひやかしの目が続いた。

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