Sober from turn
「HRに出る位しろよ。単位どころか出席まで危うくなるぞ!」

「進級テスト受けれるくらいは出るし、それくらいのここ(頭)はもってますから!」


孝介は旭をおいて静かな非常階段に昼寝をしにやって来た。

「さて、寝るか…。」

孝介が階段を降りる途中に話し声が聞こえた。



「でね…サーはその子に苛められてるみたいだから助けて欲しくて…」


話の様子で女子の誰かが男子に相談をしている事は分かった。

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