Sober from turn

次の日、悠の計画は実行される。


まずは接近すること!
それからでないと、話は始まるものも始まらない。


回りは…いたって普通。
隣りの教室をみても、同じく普通だ。
当たり前のことだけど、気になるちゃ気になるし?
確認はしないとね!


思い切って…、いや!
ここはさりげなくを装う?


「どうしよ、どうしよ」

「なんだ?どうした?」

聞いた事のある声だ。
もしかして、キタ?!

振り返るとそこに、奴という名の。

「どした?」


ヨッと右手をあげて軽快にしかも、笑顔の旭くんがいた!


「え…いや?」


なんていえば?
あたしってば、ピンチ?
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